90年代のファッションはどのようなものが流行っていた?

90年代のファッションはこうだった

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安く、そして自分の個性を出すことができる古着が台頭

古着をいかに自分らしく着こなすか

1990年代に1970年代のファッションがリバイバルしました。ベルボトムパンツに厚底サンダル、ジーパンやGジャンといったデニムファッションもトレンドとなりました。
以前流行したものを着るのは、そのファッションを着たことがない世代で、「懐かしい」と思って着るのではなく、新しいファッションとしてそれを取り入れるんですね。
全てが古着ではなく、状態のよい古着をコーディネートに取り入れるファッションが定着しました。古着ショップの「サンタモニカ」や「シカゴ」などに若い人たちが来店するようになりました。この頃からフリーマーケットも世間に定着し、徐々に古着に対する抵抗感が少なくなってきた時期とも言えます。新品よりも安く購入でき、人と重なる可能性も低い、自分だけのファッションを作ることができることもあり、古着人気は高まりました。

裏原系ブランドが台頭

裏原とは「裏原宿」のことです。地図でいうと竹下通りを抜け、明治通りに沿った一つ裏にある通りのあたりを指しています。
裏原宿発のファッションの始まりは1993年に「NOWHERE」というセレクトショップがオープンしたことです。「A BATHING APE」や「アンダーカバー」を手掛けるデザイナーたちにより始められた小さなセレクトショップでした。
裏原系スタイルがよりメジャーなものとなったのは、ボーイッシュなファッションを取り入れた女の子たちでした。
この裏原系ブームの裏では、アンチ・ストリート系のファッションを意識した男の子たちから、モード系ファッションやロンドンのモッズを意識したモッズ系ファッションが現れました。一つのジャンルだけの流行ではなく、対極にあるファッションも支持されるようになったんですね。